RUFUの革小物
- 手仕事で生む立体感、丸み。そして一体感。-
ATELIER RUFU(アトリエ ルーフ)で作られる革小物。
それらは、全て総手縫いで仕立てています。
丈夫に長持ち。それだけではなく、独特の風合いを愉しんでいただくためです。
手縫いで仕上げるには長い時間が必要です。
作品によっては、それこそ縫うだけで日が暮れるほど。
そのためか、市場には簡略化されたデザインのものが多く見受けられます。
しかし、RUFUではその手間は惜しみません。
使いやすさや見た目の美しさを追求していきます。
革や道具たちと幾重にも対話を重ねて辿り着いた一職人の答えです。
ディティールにもこだわり、量産品では表現できないものを常に目指しています。
製作に時間は掛かりますが、費やすことでしか出来ないモノがある。そう信じています。
伝統製法で作られたタンニンなめし革の質感、表情、暖かみが愛着となり、
いつもの生活をちょっと豊かにしてくれる。
そんな風に革小物を愉しんでいただければ幸いです。
「RUFU」の由来
Refine(リファイン) = 洗練する、磨きをかける
Unison (ユニゾン) = 一致、調和
Ferret(フェレット) = 探し出す、探し回る
Uniqueness(ユニークネス) = 唯一無二
奇抜な色合いや奇をてらった形ではなく、革、糸、製法全てに調和を感じられることで、
唯一無二と呼ばれる作品が生み出せるよう技術を探求し、洗練し続ける。
そんな革細工への情熱から名付けました。
RUFUが思い描く未来
RUFUは、革の中でも環境や身体に一番優しいタンニンなめし革の製品を、もっと世の中に普及させたいと思っています。
なぜこんな未来を思い描いているのか、それにはまず革の種類について語る必要があります。
革の種類
革は大きく分けて、下記のような種類があります。
クロムレザー
―クロムという金属成分を用いてなめす革
比較的安価で一般的によく使用されていますが、金属アレルギーのある方はまれに反応することがあります。
合成皮革
―ビニールやプラスチックからなる「革らしい製品」
本物の革ではなく、製造コストが低いため市場に多く出回っています。
エコとは言えず、廃棄の際に土や大気への影響が大きいのが問題です。
では、タンニンなめし革はというと・・・
タンニンなめし革
―植物由来のタンニンを用いてなめす革
原始時代に自然物から偶然生み出された、最古のエコ素材と言えます。
革質は硬め且つしなやか。丈夫なものを作るのに適しています。
天然由来の素材のため、土に還ることができます。
※原始人が狩りをして食事をした後、余った皮を木の根元に捨てる。
その後、雨が降って木からタンニンが流れ出し皮に付着。
そうして「皮」が腐らずに衣服などに使える「革」として生まれたのが始まりと考えられています。
合皮やクロムレザーの方が製造コストが低いため、今や世の中にたくさん出回っています。
価格も安いため、買い替える頻度も高く、廃棄量もそれに比例します。
一方、タンニンなめし革は、丈夫で長年使うことができるため、廃棄される機会が減少します。
また、製造過程や廃棄による環境への負担が少なく、SDGsな素材として価値があります。
これがタンニンなめし革の製品を普及させたい理由の一つです。
もうひとつは「タンニンなめし革が無くなって欲しくない」という思いです。
需要により合皮やクロムレザーの存在感が増す中、タンニンなめし革を製造するタンナー(革をなめす人達)は減っています。
ひょっとしたら、そのうち作れる人や企業がなくなり、技術が失われるかもしれません。
絶対に失われた技術にしたくないので、RUFUはタンニンなめし革を使い続けます。
そして、この革を使った小物をお客様にお届けすることで、日々の暮らしに喜びを感じていただくだけでなく、伝統の継承にも貢献したいと考えています。